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地域の林業家とのつながり

地域の林業家の声を紹介します。

べありんぐと申します。べありんぐ

私たちは、近年増加傾向にある土砂災害や水害から地域を守りたいという思いから、間伐を専門に木育てを行う小さな林業家です。

 


 

 

 

日本の山林の多くを占める人工林の殆どは、現在、採算性の問題などから手入れが行き届いていない放置林と化しています。
このような、人が手を加え後に放置されてしまった山林は、生態系の偏りが限度を超えてしうことで、徐々に土地が痩せて脆くなり、結果的に土砂災害や水害の原因となってしまいます。
ですので、災害のリスクを減らすためには継続的に山林の手入れをしていく必要があるのです。

 

手入れの方法としては、大きく分けると2つあります。

皆伐

 

 

1つ目は、対象の範囲に生えている木を全て伐る「皆伐」を行って、その範囲の生態系をまとめてリセットしてしまう方法。

間伐引用 林野庁HP

 

2つ目は、対象の範囲に生えている木の二割程度を間引く「間伐」を数年間隔で行い、残った木を育てながら緩やかに生態系のバランスを取り戻していく方法があります。


「皆伐」は一度に広範囲の作業ができ採算性も高いのですが、急激な環境の変化による弊害やその後の手入れの問題などもありますので、
私たちとしては、緩やかに持続的に手入れのできる「間伐」という方法を選択することで山林の状況を改善し、地域を少しでも守りたいと考えています。

 

 

 

そんな私たちを含めた多くの林業家はこれまで 、 採算性を高めるために市場で価格のつく木だけを山から出荷していましたが、
災害防止を目的として採算性の低い山の間伐も積極的に請け負う私たちは、市場に出しても充分な値のつかない木を間引くことが多くなるため、
必然的にこれまでの方法では事業を継続することが難しい状況になっていました。

また、今まで市場に出せず山に残してきたもったいない木への思い。
そして、自然そのままの木の魅力をもっと多くの方に広めたいという思いへの解決策を模索していた中で出会ったのが、和田さんの取り組みでした。

 


 

 

 

 

 

その後、私たちの状況を知った和田さんのご厚意から、今まで山に残していた木の活用法や加工技術を学ばせていただき、

現在では、市場では値のつかない原木の買取や私たちが作った木工品の販売など、提携というかたちで支援をしていただいています。

 

「地域を守りたいけれど放置林の間伐では生計をたてられない。」
そんな現実の中でも、どうにか仕事として成り立つような形へ、、という視点から、
私たちも一緒に「さめうらこむ」和田さんの取り組みを盛り上げて参ります。

 

べありんぐ 大熊