すべての板は耳付きのため、水圧で皮を剥ぎます。また、丸太や枝付きのヒノキなどもすべて高圧の洗浄機で皮を取り除きます。それぞれの皮剥ぎの画像を紹介いたします。
原木は、伐採時期によって、剥げやすい時期と剥げにくい時期があります。きれいに剥げやすいのは、4月から9月の立木が水を吸い上げる頃です。 伐採時期が冬の場合は、なかなか皮が剥ぎにくい時期です。 |
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水圧は最大150kg圧ですが、最大にすると木の本体にも穴を空けるくらいパワーがありますので、木の樹種によっても水圧の調整が必要になります。
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木には外側の厚い皮と本体と皮の間に薄皮があります。水圧洗浄機でないと、この薄皮がなかなかとれません。 |
輪切りも1枚1枚皮を丁寧に剥いでいきます。 | |
水圧で皮を剥いだ後は自然乾燥で少しずつ乾燥させます。 乾燥させてから、最終的にグラインダやサンダーで磨いて、仕上げをします。 |
何といっても、面倒なのはこの枝付きヒノキです。まずヘラで手作業で剥ぐと、1本剥ぐのに、丸1日かかります。 | |
この枝付きヒノキの皮剥ぎは、一番手間がかかります。
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